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グーチョキパン屋さん/まねきねこ探検隊

大切なパン作りの作業 れっきとした「労働」

さつき福祉会の授産施設分場「フレッシュベーカリーさつき・グーチョキパン屋さん」が、今年六月、高城町から、「新旭町通り商店街」に移転しました。

旧店舗では、工場が一階と二階に分かれ、一日に何度も階段を往復し、高齢になった通所者には負担でした。新店舗では、一連の作業が見渡せる平面の工場と、三軒隣に、販売専門の店を構えました。

通所者が、通りを当たり前に行き来し、その仕事ぶりを、商店街の方々が関心を持って接してくれます。もともと、早出・遅出・休日出勤などの変則勤務もこなしており、今後は、開店日時を商店街と合わせられるよう、調整中だそうです。

パン作りは何十工程にも分かれ、高温環境で長時間立ちっぱなしの、大変な作業です。でも、開所以来一二年、通所者は皆、心からパン作りを楽しんできました。

行政上は、作業所での作業は「授産訓練」という位置づけです。「でも、彼らがしていることは、まさしく『労働』です。何とか、もっと、工賃を増やしたい。」と山本主任はおっしゃいます。

今では、取り扱うパンのレシピは約八〇種類にものぼり、入れ替えしながら常時約三〇種類を店頭に出しています。国産小麦に天然酵母と、材料も厳選しています。

おすすめは「食パン」(お昼前に焼き上がります、もちもち!)、「ラスク」(サクサクで、ほんのりシナモン風味)、「カマンベールチーズパン」(チーズたっぷり!)。お試しを。 (き)


営業は月曜日から金曜日9:30から18:00(祝休)。毎木曜日は総合福祉会館でも販売中。


生地を切り、まるめて霧吹き

心のこもったパン作りを体感

「グーチョキパン屋さん」は、「魔女の宅急便」のアニメのパン屋の名前です。スタジオジブリさんが、「(名前を使って)いいですよ」と言ってくれました。

取材に行って、主任さんにお話を聞きました。

パン作りは大変です。生地を作る(小麦粉と卵と水をまぜる)、粉をつけてまるめる、休めてハンカチをかける。パン生地を冷蔵庫から出して、具と混ぜる。型紙をしいてオーブンでタイマーを合わせて焼く。

工場で、坂本さんが、袋詰め の仕事をしていました。挨拶しました。

企業の人が、パンの商品を受 け取りに来ました。

お店屋さんで「いらっしゃい ませ。パンいかがでしょうか。できたてパン作りました。お客さんどうぞ買って下さい。」店員さんが言いました。いろんなパンがありました。おいしいパン買いました。ラスクをいただきました。おいしかったです。(は)

(2006/09/08)



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