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きらめき(五月が丘南)/週3回の夕食会で、素敵な時間を

それぞれのペースで自由にひとときを

「夕食会を定期的に開いています。一度遊びにきませんか?」とお誘いを頂き、「きらめき」という作業所を訪ねました。精神障がい者支援をしている「のぞみ」グループの活動の一つです。二年前にできました。精神障がいをもつ方々に、週三回、夕方五時から七時頃まで、みんなで食卓を囲み団欒できる場を提供しています。

以前はグループホームで会を開いていたそうですが、「住人の負担が大きいのではないか」という思いから、「きらめき」立ち上げに至ったそうです。

主に近くのグループホームで暮らす方や単身生活の方が、夕方になると三々五々集まってきます。買い出し、調理などは職員が行います。参加できない方には、折り詰めにして届けたりもします。

決まり事は、キャンセルの時は電話を入れること、七時の閉所までに食べることができるように参加すること、食器は各自で洗うこと。それ以外はそれぞれのペースで参加し、自由にひとときを過ごし、それぞれ帰っていかれます。会話を楽しむ方も静かに過ごされる方も、しっくりとなじんでおられます。

これまでの献立を記したノートが、何冊もありました。素敵な時間を積み重ねてこられたのだなあ、と感じました。私たち記者も、こういう集まりを持ちたい、と思いました。(き)

お誕生日のお祝いもある献立ノート

きらめきに行きました。夕食会をしてました。自己紹介のあいさつをしました。ぼくの名前の「裕」という漢字について、みんなで話題になりました。

献立は、鳥肉のソテー・ケチャップソースがけ、ブロッコリーとにんじんの付け合わせ、レタスポテトサラダはガーリックとベーコンのチップがけ、卵のおつゆ。ドレッシングは材料とお酢を混ぜた手作りです。

ごはんは炊飯器から、お茶はクーラーポットから自由にセルフサービスです。お食事をして食器洗いして、食器拭きをしました。食事は「おいしいかったです」。献立ノートには、日記とイラストとお誕生日のお祝いも書いていました。

ぼくが夕食会を開くとしたら、洋食レストランがいいです。料理は作ってもらいます。メニュー決めとレシピ作りと材料買い物のチェックをします。週一回、お友達になりに出かけていって食べます。(は)

(2006/09/29)



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