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当事者インタビュー-自分にプラスになる仕事♪ 三原ひろみ

はじめに

髪はセミロングで、焦げ茶のリボン。面長の顔立ちで、やさしい印象の三原ひろみさん(視覚障がい)です。ねばーらんど(障がい者・児の生活相談やピア・カウンセリングなどの事業)で働いています。今後、当事者リレーエッセイを執筆していただく予定です。(聞き手:入部香代子)

インタビューの様子

Q 勤めて何年になりますか?

A 2001年の11月から、6年と少しです。ピア・カウンセリング講座を受け、障がい者ケアマネの研修も修了しました。

Q 主な仕事は?

A 相談や、事務所での電話対応などです。市広報と『ぱど』で宣伝をして、一般向け点字講座も開いています。広く点字を知ってもらうためです。受講生は3人ですが、毎月第3水曜日にやっています。  昨年4月からマインドエアロビクスを行っています。その前は音楽療法でした。毎回いろいろな曲に合わせて楽しくやっています。  他に、東淀川区日之出障がい者会館にピア・カウンセラーとして、出向しています。そちらは3年になります。

Q 仕事をしてどうですか?

A 2年ほど仕事がみつからなかったけど、今は、自分を振り返りながら仕事ができ、いろんなことを体験できて、プラスになっています。

Q 結婚は?

A 今年の5月で5年。相手は同じ視覚障がいの人です。

Q 今は楽しいですか?

A 仕事と家事の両立で余裕がなくて忙しいです。私の好きな社交ダンスとか、プールに行くとか、お風呂巡りとかができないままです。

Q どれくらい見えるの?

A 右目は0・02ですが、視野が狭いのです。机がある、人がいるのはわかりますが、黙っていたら、通り過ぎる人が誰かもわかりません。左目は、殆ど見えません。  行き帰りは1人ですが、何やかんやによくぶつかります。最近も週に3回も柱と喧嘩してしまいました。  私は昼も夜も同じくらいの見え方ですが、連れ合いは夜が見えません。彼の方が見えるので、頼り過ぎないように気をつけています。

Q 夕食は?

A ヘルパーを週1、2回利用しています。外食や、連れ合いの実家で食べたりもします。ヘルパーさんに簡単にできるものを教えてもらったりもします。

Q もっとしたいことは?

A もっと稼ぎたい気持ちもありますが、体力がないから…。落ち着いたらピアノを教えたいですね。

Q 仕事の他にしたいことは?

A スーパー銭湯巡りをしたい。食べ歩きもしたいです。 

(2008/06/10)



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