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まねき猫通信134ひきめ(2013年9月1日発行)WEB版

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トリの眼・ムシの目・ニャンコの目(巻頭コラム)

8月6日、今年も広島にいた。市主催の「平和記念式典」に出たことは一度もない。原爆を落としたアメリカに平身低頭する日本国首相が鎮座しているような儀式に、どうして同席できようか。ましてや、今年はアノ男なのだ…。例年通り、被爆して亡くなった新聞労働者の慰霊碑『不戦の碑』で献花した後、仲間と旧交を温めあった

「戦争のための記事は書かない。輪転機は回さない。戦争を誘発するあらゆる動きに警鐘を鳴らす」という誓いで建立された『不戦の碑』は、その側面を「9」のデザインで飾られている。故に、広島で原発推進を公言し、長崎でも核廃絶を訴えなかった安倍晋三は、明らかに『非戦の碑』の敵なのだ。したがって、この男が憲法を変え、国防軍を創設した暁には、この碑も破壊されるのだろう!! 猛暑の中、寒々としてしまった

日本の平和運動・原水禁運動は「原子力の平和利用」を容認してきた。言うまでもなく、「爆弾はいけないが発電所はいい」という思考の背景には、科学技術に対する全的信頼、または、知的・道徳的賛同が存在している。これに、特定の政治的信条が加わると「社会主義の核は防衛的だ」というテーゼが出てくる。その結果として分裂した原水禁運動は、未だに止揚されていない。(パギ)

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