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まねき猫通信139ひきめ(2014年2月2日発行)WEB版

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トリの眼・ムシの目・ニャンコの目(巻頭コラム)

名護市長選で『沖縄タイムス』の社説は「敗れたのは国と知事だ/…国の露骨な圧力をはね返して勝ち取った歴史的な大勝である。同時に仲井真弘多知事が、辺野古埋め立てを承認したことに対し、市民が明確に拒否したことも意味する」と報じた

『産経』は「辺野古移設ひるまず進め/…沖縄は国の守りの最前線に位置する。在日米軍の基地の再配置が円滑に進むかどうかは、抑止力のありようや同盟の安定性に重大なかかわりをもつ。辺野古移設は政府の責任で決定する問題であることを理解してもらいたい」と論じた

ハルピンの「安重根記念館」公開で『読売』は「…日本の立場や国民感情を無視して作られた記念館は、到底受け入れがたい。…菅官房長官は、安重根について、〈我が国の初代首相を殺害し、死刑判決を受けたテロリストだ〉とし、この件での中韓連携は〈地域の平和と協力の関係の構築に資するものではない〉」と述べた

『産経』『読売』が右寄りだというのは自他共に認めるところだろうが、今回の「論説」はあまりにも非道いではないか。基地の押しつけと侵略について、反省どころか考慮さえする気がないことを自ら露呈した差別的暴言。それを吐いて平気なのだ!ヘイト・スピーチは新聞にまで浸透している。 (パギ)

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